催眠事始
催眠研修なるものを受けてきました。
EMDRの研修を受けてから、少し勉強しまして、EMDRとの組み合わせを考えても、催眠療法の技法を習得しておく
ことは重要である。という話を聞いて、今回、一続きの研修を受ける機会を得たということです。
その1回目でした。
楽しみで仕方なかった研修です。何せ、その研修の講師の先生の本を読むと、精神科診療で対象としていることの
かなりの部分を、催眠療法で扱えるという。
「ひどく気分が落ち込む」「他人の目が気になる」「自分の存在意義がわからない」「人前であがる」「緊張がひどい」
「自死への強い願望がある」「リストカットを繰り返してしまう」「アルコールをやめられない」「めまい、ふらつき」
「吐き気を繰り返す」「トイレが近い」「不登校をどうにかしたい」「ペイン・コントロール(痛みのコントロール)」
エトセトラ、エトセトラ。(本に載っていた主訴の一部です)
精神科で、くすりを使ってもどうにか、どちらかというと難しい部類の症状を、催眠を使って、くすりなしで扱えるというのです。
こりゃあ、当院で導入しない理由がない。
しかし一回目であるし、それなりに緊張して行ってきたのですが、講師の先生は気さくな方で、私が長時間暖かいところにいると
すぐに眠くなるので失礼のないようにと最初に「ヘンな姿勢で受けるかもしれません」とお伝えしていても嫌な顔ひとつされず。
一緒にご飯を食べに行った後も、当然のように「昼食後は睡魔との闘いですので~」と言っておられたので、とても受講しやすかったです。
(アメリカでの研修がもとになっていて、アメリカでは寝ないために立ったり座ったり、うろうろしたりが普通なのだそうです
座っていないと怒られて、それでうとうとしているともっと怒られて、という日本とは大違い!)
1日受けてきたのですが、心地よい疲れと期待感で、妙に幸福な気分であったことを思い出します。
講習のスケジュールからすると、当院では秋冬以降、導入するということになると思いますが、こつこつ準備を整える予定です。
がんばるぞ。
研修で行ってきてよかったこととしてもう一つあって、講師の先生が開業しているところでは
ソファとリクライニングソファを狭い部屋に置いて、というお話をされていました。すかさず私は
「マッサージチェアはどうですか!?」とききました。これは、もみ玉が完全に引っ込むタイプが望ましいだろう、という
ことでした。
実は私、以前からクリニックにマッサージチェアを置くことにあこがれがありました。自分でも使えますし、
スタッフや患者さんのアメニティ向上にもつながります。が、今まではスペースや費用的な面で断念しておりました。
しかし今回、今後クリニック内で催眠療法をするのならば、リクライニングチェアを要する、ということであれば
公然と?マッサージチェアを導入できる!ということなのどす。
秋、冬に、クリニックのどこかにマッサージチェアが出現する日も(もしかしたら)出現するのかもしれない。
今日の外来は患者さんと話しながら、心の中ではそんな妄想に夢躍らせておりました(まずはしっかり仕事して、ですね)。
(写真)
・講師の先生と昼食に行ったのはアジア系の食べ物やでした。から揚げは「辛あげ」という感じであった…
・やっぱり向きが変。帰り道の夕焼け空です。
・こんなチェアがいいな~と日中ウキウキしながらちらちら見ていましたが、この椅子は生産中止になったそうです。がっくり。
EMDRの研修を受けてから、少し勉強しまして、EMDRとの組み合わせを考えても、催眠療法の技法を習得しておく
ことは重要である。という話を聞いて、今回、一続きの研修を受ける機会を得たということです。
その1回目でした。
楽しみで仕方なかった研修です。何せ、その研修の講師の先生の本を読むと、精神科診療で対象としていることの
かなりの部分を、催眠療法で扱えるという。
「ひどく気分が落ち込む」「他人の目が気になる」「自分の存在意義がわからない」「人前であがる」「緊張がひどい」
「自死への強い願望がある」「リストカットを繰り返してしまう」「アルコールをやめられない」「めまい、ふらつき」
「吐き気を繰り返す」「トイレが近い」「不登校をどうにかしたい」「ペイン・コントロール(痛みのコントロール)」
エトセトラ、エトセトラ。(本に載っていた主訴の一部です)
精神科で、くすりを使ってもどうにか、どちらかというと難しい部類の症状を、催眠を使って、くすりなしで扱えるというのです。
こりゃあ、当院で導入しない理由がない。
しかし一回目であるし、それなりに緊張して行ってきたのですが、講師の先生は気さくな方で、私が長時間暖かいところにいると
すぐに眠くなるので失礼のないようにと最初に「ヘンな姿勢で受けるかもしれません」とお伝えしていても嫌な顔ひとつされず。
一緒にご飯を食べに行った後も、当然のように「昼食後は睡魔との闘いですので~」と言っておられたので、とても受講しやすかったです。
(アメリカでの研修がもとになっていて、アメリカでは寝ないために立ったり座ったり、うろうろしたりが普通なのだそうです
座っていないと怒られて、それでうとうとしているともっと怒られて、という日本とは大違い!)
1日受けてきたのですが、心地よい疲れと期待感で、妙に幸福な気分であったことを思い出します。
講習のスケジュールからすると、当院では秋冬以降、導入するということになると思いますが、こつこつ準備を整える予定です。
がんばるぞ。
研修で行ってきてよかったこととしてもう一つあって、講師の先生が開業しているところでは
ソファとリクライニングソファを狭い部屋に置いて、というお話をされていました。すかさず私は
「マッサージチェアはどうですか!?」とききました。これは、もみ玉が完全に引っ込むタイプが望ましいだろう、という
ことでした。
実は私、以前からクリニックにマッサージチェアを置くことにあこがれがありました。自分でも使えますし、
スタッフや患者さんのアメニティ向上にもつながります。が、今まではスペースや費用的な面で断念しておりました。
しかし今回、今後クリニック内で催眠療法をするのならば、リクライニングチェアを要する、ということであれば
公然と?マッサージチェアを導入できる!ということなのどす。
秋、冬に、クリニックのどこかにマッサージチェアが出現する日も(もしかしたら)出現するのかもしれない。
今日の外来は患者さんと話しながら、心の中ではそんな妄想に夢躍らせておりました(まずはしっかり仕事して、ですね)。
(写真)
・講師の先生と昼食に行ったのはアジア系の食べ物やでした。から揚げは「辛あげ」という感じであった…
・やっぱり向きが変。帰り道の夕焼け空です。
・こんなチェアがいいな~と日中ウキウキしながらちらちら見ていましたが、この椅子は生産中止になったそうです。がっくり。